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急速なITの進展は豊な情報を普遍化し、私ども科学機器業界も世界市場をターゲットにするまでに躍進を遂げてまいりました。しかし一方、情報が豊になればなるほど、私たちが「何を望み」、私たちに「何が期待されているのか」、それを的確に把握するのが困難な時代を迎えています。
だからこそ今、私たちも時代が求めている「声」に真剣に耳を傾け、協会が掲げる「憲章」の精神に立ち返ることを、あえて選択します。協会の存在意義を今一度、自ら問い返す中に「確固たる期待の本質がある」と確信するのです。
生の声や切実な思いが持つ「真の価値」。それらがぶつかり合ったときに生まれる「新しい出会い」。さらに、声と声が結ばれたときに明確に打ち出される「新たな指針」。そこに私たちは未来への確かな根拠を求め「出会いとネットワークを通して親しみある、協会づくり」を目指します。
いま私たちは新たな時代に向けて大阪科学機器協会の再構築をスタートさせます。 |
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